キャスト2/4

オダギリジョー/おだぎりじょー

西岡 正志/にしおか・まさし

写真:西岡 正志/オダギリジョー

1976年、岡山県出身。03年、『アカルイミライ』(黒沢清監督)で映画初主演。『血と骨』(04/崔洋一監督)で日本アカデミー賞新人賞ほか各映画賞受賞、『ゆれる』(07/西川美和監督)と『東京タワーオカンとボクと、時々、オトン』(07/松岡錠司監督)で日本アカデミー賞・優秀主演男優賞を受賞。近年は、海外作にも多数出演。『悲夢』(08/キム・ギドク監督)、『プラスティック・シティ』(08/ユー・リクウァイ監督)、『ウォーリアー&ウルフ』(11/田荘荘監督)、『マイウェイ 12,000キロの真実』(12/カン・ジェギュ監督)などがある。

コメント:
西岡は、「かすかな笑い」「静かな笑い」を担う役どころで、いろいろな演じ方のできる幅のある役だと思ったので監督と相談しながら演じました。
「言葉」にはもともとすごく興味がありました。限りない選択がある中、その選択に個性や人柄がでますからね。そして、言葉は「時代」によって変わるもの。今回、辞書作りに20年もの歳月がかかるのを初めて知りましたが、辞書には当時の雰囲気、時代背景が沁み込んでいると思いますので、そこにも注目して楽しんで頂ければと思います。

黒木 華/くろき・はる

岸辺 みどり/きしべ・みどり

写真:岸辺 みどり/黒木 華

1990年、大阪府出身。NODA・MAP番外公演「表に出ろいっ!」(10)のヒロインオーディションに合格し、中村勘三郎と野田秀樹との3人芝居で娘役を射止めた。『東京オアシス』(11/松本佳奈・中村佳代監督)にて映画デビュー。『おおかみこどもの雨と雪』(12/細田守監督)では声優に初挑戦し、また、NHK連続テレビ小説「純と愛」(12)に出演するなどいま最も注目を浴びる新進女優の一人である。公開待機作に『草原の椅子』(13/成島出監督)、『シャニダールの花』(13/石井岳龍監督)がある。

コメント:
みどりは自分の仕事にプライドをもっている真っ直ぐな女性です。徐々に辞書作りに真剣に向き合っていくみどりの変化をみて頂けたら嬉しいです。
そして、この映画はやっぱり「言葉」に注目して観て頂きたいです。普段何気なく使っている「言葉」の捉え方が変わると思います。時代の流れと共に意味が変わってきた言葉もあったりして、そういう点でも楽しんで頂ければと思います。

渡辺 美佐子/わたなべ・みさこ

タケ/たけ

写真:タケ/渡辺 美佐子

1932年、東京都出身。『ひめゆりの塔』(53/今井正監督)で映画デビュー。その後『果てしなき欲望』(58/今村昌平監督)でブルーリボン賞助演女優賞を受賞。1982年から井上ひさし作の一人芝居「化粧」、「化粧・二幕」を上演。初演以来28年にわたり全国で上演され、2010年終演を迎えるまでの通算上演回数は648回に及ぶ。近年の主な映画出演作は、『ウルトラミラクルラブストーリー』(09/横浜聡子監督)、『しあわせのパン』(12/三島有紀子監督)など。

コメント:
原作がすごく好きで、タケは面白いおばあさんだな、と思っていたところに台本が届いて、びっくりしたのと嬉しいのと!
タケはいわゆるお節介おばさんみたいな印象はなくて、馬締の変さもそのまま受け入れて、大好きよと包み込む人だと思いました。監督も同意してくださったので、説教っぽくならないように演じました。
馬締をはじめ、登場人物たちは、仕事にも恋にも一途でユニーク。人間ってこんなに可愛くて、一生懸命な生き物なんだなと感じて頂ければと思います。

池脇 千鶴/いけわき・ちづる

三好 麗美/みよし・れみ

写真:三好 麗美/池脇 千鶴

1981年、大阪府出身。97年、8代目三井のリハウスガールに選ばれデビュー。『大阪物語』(99/市川準監督)のヒロインに抜擢され、同作品で新人賞を多数受賞。主な出演作は、連続テレビ小説「ほんまもん」(01/NHK)、大河ドラマ「風林火山」(07/NHK)、映画では『ジョゼと虎と魚たち』(03/犬童一心監督)、『ストロベリーショートケイクス』(06/矢崎仁司監督)、『必死剣 鳥刺し』(10/平山秀幸監督)、『指輪をはめたい』(11/岩田ユキ監督)など。

コメント:
麗美は常に明るく、前向きで、仕事は真面目だし、そして何より西岡を励ましてあげられる人。そういう役を演れたのは光栄だし嬉しいです。
「舟」を「編む」というのはとても素敵な表現ですよね。私自身も、日頃できるだけ言葉を尽くそうと思っていますが、映画で登場人物たちが「想い」をどのような「言葉」にして語り始めるのかという所も観て頂きたいです。想いを伝えることの大切さや、言葉の面白さ、喜怒哀楽も描かれています。

鶴見 辰吾/つるみ・しんご

村越局長/むらこしきょくちょう

写真:村越局長/鶴見 辰吾

1964年、東京都出身。77年に俳優デビュー。テレビドラマ「3年B組金八先生」(79/TBS)などの演技が高く評価され、以降テレビ・映画・舞台と幅広く活躍、その役柄は多岐にわたる。近年のテレビドラマ出演作は『仮面ライダーフォーゼ』(12/テレビ朝日)、連続テレビ小説「梅ちゃん先生」(12/NHK)。映画では『アントキノイノチ』(11/瀬々敬久監督)、『麒麟の翼~劇場版・新参者~』(11/土井裕泰監督)、『黄金を抱いて翔べ』(12/井筒和幸監督)、『カラスの親指』(12/伊藤匡史監督)『ストロベリー・ナイト』(13/佐藤祐市監督)など。

コメント:
石井監督はしっかりとしたビジョンを持った方で、細かく演出を受けました。
この映画は、骨子に辞書を作るというテーマがあって、それを巡る人間の情熱であったり、執念であったりとか、時の流れであったりとか、様々なものが織りなされたドラマが見所の一つだと思います。僕も今でも初めて聞く言葉に出会うことがありますが、「大渡海」という国語辞典を編纂する人たちは、苦労だけじゃなく新しい発見もロマンもあるんです。すごいことだと思います。

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